この書籍は、熊田宗次郎が1900(明治33)年に上梓した「洋行奇談 赤毛布(出版元文禄堂書店)」です。当時の政治家、学者、軍人ら57人の名士がアメリカ・ヨーロッパへ留学及び視察に行った時の失敗談を165頁にわたり記録しています。当時は「洋行」といわれ、明治期の人々は生活習慣が異なるため戸惑い大変驚いたことや、陸軍少将の福島安正がドイツのベルリンでアイスクリームだと思って食べたものが牛酪(バター)であったという逸話が掲載されています。そして次の様な「べるりんと唯一口に乳酪を嘗め、おゝ鹹(か)らやのと息をふくしま」と狂歌があります。
タイトル | 洋行奇談 赤毛布 |
---|---|
著者 | 熊田宗次郎 |
出版社 | 文禄堂書店 |
年 | 1900年(明治33年) |
都道府県 | - |
Jミルク保有 | あり |
アーカイブ項目 | リンク |
外部リンク | http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/760928 |
分類 | 文化・教育 |
印刷準備中...