酪農乳業史デジタルアーカイブス

病根掃減活力増進長寿霊剤製法

1910年代(明治43-大正8) / -

概要

この書物は、1914(大正3)年に医師の鈴木三郎が上梓した「メチニコフ博士発見の簡易製法・病根掃減活力増進長寿霊剤製法(出版元栄文館書店)」です。はじめにで著者は、「長生術はメチニコフ博士によりブルガリア菌の発見せられた事は人類の一大幸福といわねばならぬ…」といっています。目次は第一から第十一であり、霊剤としての乳酸菌について詳細に解説しています。特に第十章飲用上の注意では、1.牛乳に勝る効能、2.牛乳嫌いの者の飲用法、3.飲用の分量と時刻、4.凝乳は腐敗物ではない(発酵)、5.恐怖を懐く勿れ(当時は「菌」=黴菌といった印象があったため、「乳酸菌」は体に良いので怖がる必要はないといった意味)、6.食痞の憂なし(乳酸菌の効能)、等を解説しています。

タイトル 病根掃減活力増進長寿霊剤製法
著者 鈴木三郎
出版社 栄文館書店
1914年(大正3年)
都道府県 -
Jミルク保有 あり
アーカイブ項目 リンク
外部リンク http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/951971
分類 栄養・医学

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