明治9〜12年船井郡須知村の蒲生野に存在した農牧学校(蒲生野農学校、通称京都府農牧学校)の附属施設の牧畜場の実測図です。同校は、『京都府農業発達史』(三橋時雄・荒木幹雄著、京都府農村研究所編、1962)によれば、京都府が牧畜場及び農牧学校建設地として早くから着目した蒲生野を開墾した後、設備を整えて設立し、官営牧畜場で明治6年から農牧教師として雇い入れた米人ジェームス・オースチン・ウイードが教師を務めました。ウィードの任期満了にともない廃校となり、牧畜場とともに払いさげられましたが、現在は府立須知高等学校として継承されています。
タイトル | 丹波国船井郡蒲生野牧畜場一円実測図 |
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史料所在地 | 京都府立京都学・歴彩館 |
年 | 1880年(明治13年) |
都道府県 | 京都府 |
分類 | 組織・企業 |
備考 | 古文書: 館古429 管内図7 |
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