牛乳の炭水化物「乳糖」

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牛乳の炭水化物「乳糖」

ブドウ糖、果糖、でんぷんなどカラダを動かすエネルギー源になる糖質の中で、乳糖は哺乳類の乳に存在する糖質です。

牛乳の甘み

牛乳200ml中に乳糖は9.9g含まれています。
甘みは砂糖にくらべ1/5程度なので、ほんのりとした甘さです。

乳糖の働き

乳糖は小腸で乳糖分解酵素により分解・吸収されてエネルギー源として利用されたり、分解されずに腸内細菌の餌になります。
腸内細菌の働きで、乳糖から乳酸や酢酸が生成されて腸内が適度な酸性になることで、有害な細菌の繁殖を抑え、整腸作用をもたらします。

乳糖にはカルシウムやマグネシウム、鉄の吸収を高める働きもあります。
牛乳のカルシウムの吸収がよいのは、この乳糖があるからです。

おなかがゴロゴロするのは

牛乳を飲むとおなかがゴロゴロすることがあります。これはアレルギーではなく乳糖と関係があります。
乳糖分解酵素が少なかったり働きが弱い場合、乳糖が大腸まで達して腸を刺激し便意が起こります。

特に激しい下痢を起こす症状を乳糖不耐症といいます。
牛乳に限らず冷たい飲み物を一気に飲むと、腸を刺激しておなかがゆるくなりがちです。

おなかがゴロゴロする人は、次のような方法を試してみてください。

ゆっくり、少しずつ飲む
ゆっくり少しずつ飲んだり、あたためて飲んだりすることで、腸への刺激も弱まります。 

朝・昼・夕、分けて飲む
たとえば200mlを何回かに分けて飲みましょう。 

ほかの食品といっしょに取る
コーヒーや紅茶などに混ぜたり、料理に使うと影響は少なくなります。 

ヨーグルトやチーズを食べる
ヨーグルトは乳酸菌の作用で乳糖の一部が分解されています。チーズは製造過程でほとんど除かれています。 

乳糖を分解してある乳飲料を選ぶ
乳糖をあらかじめ分解してある乳飲料が市販されています。 
ほわいと(2010春)より