牛乳ってどんな検査をしているの?

ほわいとさんのミルクレッスン

  • もの知りのほわいとさんが、はなこさんの質問に答えます。
ほわいと 食品の安全への関心が高まっているでしょう?

はなこ  私も気になるわ。

ほわいと 牛乳は幼児から年配者まで幅広く飲まれているから、安全を確保するためにいろいろな検査をしているのよ。

はなこ  どんなふうに?

ほわいと 工場では酪農家がしぼった乳(原料乳)の温度をまず測り、細かい検査をして、合格してから受け入れを決めるの。

はなこ  工場に入る前からはじまるのね。どう検査するの?

ほわいと 官能検査では色や風味をみるの。科学的な検査ではわからない味や香りを経験豊かな検査員が調べるのよ。

はなこ  おいしさは大切よね。

ほわいと そして、乳脂肪分や全固形分(水分以外の乳成分の量)などの成分検査。鮮度の目安になる酸度も測定するの。

はなこ  ほかには?

ほわいと 原料乳とアルコールを混ぜて、たんぱく質の凝固の状態をみる検査。乳の保存状態や牛の体調などがわかるのですって。

はなこ  すごい。これで終わり?

ほわいと まだまだ。重要な細菌検査。顕微鏡で殺菌前の原料乳を調べて、1ml中の細菌数を算出するの。
現在は搾乳から工場受け入れまでの衛生管理が進んでいるから、細菌数は少なくなっているそうよ。
それから顕微鏡では乳房炎にかかると増える白血球などの体細胞数も調べてるの。

はなこ  そうなの。

ほわいと また、乳牛の病気治療に使った抗生物質が含まれていないかも検査しているわ。

はなこ  厳しくチェックされていることがよくわかったわ。

ほわいと さらに加熱殺菌して製品として出荷されるまでに、いくつも検査が行われて、合格したものだけが私たちの手元に届いているのよ。

はなこ  だから安心して牛乳が飲めるのね。
ほわいと(2008冬)より