乳牛○×クイズ

1. 日本で飼育されている乳牛は、99％が白と黒のまだら模様のホルスタイン種です。このほかにも、ジャージー種、ガーンジー種、ブラウン・スイス種といった乳牛もいます。

2. 牛も人間と同じで、子牛を産んだお母さん牛だけがお乳を出すことができます。一日に約25㎏のお乳を出し、1頭当たりの乳量は年間で約8,000㎏です。なかには、20,000㎏以上も出すスーパーカウと呼ばれる牛もいます。

3. 牛には4つの胃袋があります。第1胃はおとなが2人入るくらいの大きさです。ここには、いろいろな微生物がすんでいて、人間が消化できない餌の繊維質を発酵・分解しています。第2胃では餌がかき混ぜられます。胃の伸び縮みにより口にもどされ、噛み直しをします。これを反すうといいます。何回かの反すうを繰り返し、くだかれた餌は第3胃で主に水分が吸収され、第4胃へと移動します。第4胃は胃液を分泌し、人間の胃と同じような働きをして餌を消化します。

4. 牛がつけている黄色いタグは耳標（じひょう）といいます。これはオシャレのためではなく、全国で一斉管理（トレーサビリティー）をするために、10桁の個体識別番号を登録したものです。この番号によって生年月日や性別、品種、母牛、出生地などの個体データが管理されています。

正解は下をご覧ください。
さて何問正解できましたか？

牧場に行くと、毎日おいしい牛乳を出してくれる乳牛に出会えますよ。 

 

 

ほわいと（2010秋）より