牛乳パワー ビタミン応援団

MiLK talk
ミルクのイイトコで、まいにちイイコト

牛乳パワー ビタミン応援団

【MiLK talk】05/15
ビタミン類は、たんぱく質や炭水化物、脂質のようにカラダをつくったりエネルギーにはなりませんが、生命を維持する機能がスムーズに行われるよう、手助けをしてくれています。
ビタミンは脂溶性と水溶性に分けられ、牛乳にはすべてのビタミンが含まれています。

牛乳に含まれる脂溶性ビタミン

脂溶性ビタミンは、乳脂肪中に含まれています。このため低脂肪タイプでは普通牛乳の1/3くらいしか含まれません。

ビタミンA(レチノール)
「目のビタミン」といわれ、目の健康に大きくかかわっています。目の乾燥を防いだり、薄暗いところで視力を保つ働きがあります。
また、皮膚や粘膜を健康に保つことで、感染に対する抵抗力を高めます。
牛乳200mlに78µgと野菜ジュース並みに含まれるので、毎日飲めば、優れた補給源になります。 

ビタミンD
カルシウムの吸収を高めるビタミンです。
日光に当たると、皮膚にあるプロビタミンDがビタミンDに変わり不足することはあまりありませんが、若い女性では不足しているという報告もあります。 

ビタミンK
血液凝固作用にかかわるビタミンです。
近年、骨にも深く関係していることがわかってきました。骨にカルシウムが蓄積するのを助けるビタミンです。 
納豆や緑黄色野菜に多く含まれますが、牛乳を飲めば、たんぱく質やカルシウムなどの骨の材料と同時に摂取できます。 

牛乳に含まれる水溶性ビタミン

ビタミンB1
炭水化物の代謝にかかわっており、不足すると疲れやすくなったり、食欲がなくなったりします。 

ビタミンB2
牛乳のビタミンの中で特に多く含まれ、200mlで1日に必要な量の約1/4が摂れます。「成長ビタミン」「美容ビタミン」といわれ、成長に大きくかかわり、皮膚や目の健康にも大切な栄養素です。 

ビタミンB群
ビタミンB1、B2のほか、B6、B12、ナイアシン、葉酸、パントテン酸が含まれ、B群は互いに関連し合って、体内で働いています。 
 
牛乳でビタミンを摂ろうと思っていなくても、気づかないうちに必要なビタミンを牛乳からもらっていたのです。
ほわいと(2009冬)より