牛乳の炭水化物「乳糖」
【MiLK talk】07/15
ブドウ糖、果糖、でんぷんなどカラダを動かすエネルギー源になる糖質の中で、乳糖は哺乳類の乳に存在する糖質です。
牛乳の甘み
牛乳200ml中に乳糖は9.9g含まれています。
甘みは砂糖にくらべ1/5程度なので、ほんのりとした甘さです。
甘みは砂糖にくらべ1/5程度なので、ほんのりとした甘さです。
乳糖の働き
乳糖は小腸で乳糖分解酵素により分解・吸収されてエネルギー源として利用されたり、分解されずに腸内細菌の餌になります。
腸内細菌の働きで、乳糖から乳酸や酢酸が生成されて腸内が適度な酸性になることで、有害な細菌の繁殖を抑え、整腸作用をもたらします。
乳糖にはカルシウムやマグネシウム、鉄の吸収を高める働きもあります。
牛乳のカルシウムの吸収がよいのは、この乳糖があるからです。
腸内細菌の働きで、乳糖から乳酸や酢酸が生成されて腸内が適度な酸性になることで、有害な細菌の繁殖を抑え、整腸作用をもたらします。
乳糖にはカルシウムやマグネシウム、鉄の吸収を高める働きもあります。
牛乳のカルシウムの吸収がよいのは、この乳糖があるからです。
おなかがゴロゴロするのは
牛乳を飲むとおなかがゴロゴロすることがあります。これはアレルギーではなく乳糖と関係があります。
乳糖分解酵素が少なかったり働きが弱い場合、乳糖が大腸まで達して腸を刺激し便意が起こります。
特に激しい下痢を起こす症状を乳糖不耐症といいます。
牛乳に限らず冷たい飲み物を一気に飲むと、腸を刺激しておなかがゆるくなりがちです。
おなかがゴロゴロする人は、次のような方法を試してみてください。
ゆっくり、少しずつ飲む
ゆっくり少しずつ飲んだり、あたためて飲んだりすることで、腸への刺激も弱まります。
朝・昼・夕、分けて飲む
たとえば200mlを何回かに分けて飲みましょう。
ほかの食品といっしょに取る
コーヒーや紅茶などに混ぜたり、料理に使うと影響は少なくなります。
ヨーグルトやチーズを食べる
ヨーグルトは乳酸菌の作用で乳糖の一部が分解されています。チーズは製造過程でほとんど除かれています。
乳糖を分解してある乳飲料を選ぶ
乳糖をあらかじめ分解してある乳飲料が市販されています。
乳糖分解酵素が少なかったり働きが弱い場合、乳糖が大腸まで達して腸を刺激し便意が起こります。
特に激しい下痢を起こす症状を乳糖不耐症といいます。
牛乳に限らず冷たい飲み物を一気に飲むと、腸を刺激しておなかがゆるくなりがちです。
おなかがゴロゴロする人は、次のような方法を試してみてください。
ゆっくり、少しずつ飲む
ゆっくり少しずつ飲んだり、あたためて飲んだりすることで、腸への刺激も弱まります。
朝・昼・夕、分けて飲む
たとえば200mlを何回かに分けて飲みましょう。
ほかの食品といっしょに取る
コーヒーや紅茶などに混ぜたり、料理に使うと影響は少なくなります。
ヨーグルトやチーズを食べる
ヨーグルトは乳酸菌の作用で乳糖の一部が分解されています。チーズは製造過程でほとんど除かれています。
乳糖を分解してある乳飲料を選ぶ
乳糖をあらかじめ分解してある乳飲料が市販されています。
ほわいと(2010春)より