【Thinking Milk】小粒ですごい!チーズパワー

Thinking Milk
ミルクを知ると、“暮らし方”が見えてくる。

小粒ですごい!チーズパワー

12/16

動物の赤ちゃんにとって生命の源である乳を濃縮して作るチーズ。
牛乳に含まれる栄養がギュッとつまっています。

チーズの栄養

チーズを作るのには、その10倍の乳が必要です。牛乳200mlからチーズ20g(6Pチーズ1個)ができます。

チーズはレンネットなどの酵素や乳酸菌の働きによって、たんぱく質や乳脂肪が吸収のよい状態に分解されています。乳脂肪の中には、ビタミンAも含まれています。ビタミンAは粘膜を丈夫にする働きがあり、目の健康や肌の美しさを保ちます。

また乳糖がほとんどないので、牛乳を飲むとおなかがゴロゴロする人でも大丈夫です。

手軽に朝食、チーズはいかが?

幼児からおとなまで幅広い年代で朝食を取らない人が多く見られます。特に20~30代に多く、小学生や未就学児の朝食抜きも深刻になっています。

朝食には、寝ている間に低下した体温を上げる役割があり、その日を過ごすための大事なエネルギー源になります。朝食を取らないと、集中力ややる気、体力を発揮したり持続させることができません。

また、欠食すると、欠食しなかった人に比べて特にカルシウムや鉄分の栄養素が不足します。そのほかのミネラルやビタミンも、昼食・夕食の2食で十分に摂るというのは至難のわざです。

「食べる時間がない」「食欲がない」などの理由で食べていない人は、まずはチーズ1個、食べてから出かけましょう。少量でも手軽に栄養補給ができる強い味方です。

朝食には手早く準備しやすいチーズをはじめ、牛乳やヨーグルト。洗うだけで食べられる果物や野菜。おにぎりやパン、シリアルなど、徐々に食べるものの種類を増やしていきましょう。
ほわいと(2006秋)より