【Thinking Milk】もっとすすめよう牛乳パックのリサイクル

Thinking Milk
ミルクを知ると、“暮らし方”が見えてくる。

もっとすすめよう牛乳パックのリサイクル

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牛乳パックのリサイクル運動は、地域や学校など各方面に広がっています。

使用済み紙パックの回収率34.9%

全国牛乳容器環境協議会の報告によると、使用済み紙パックの回収率は、調査をはじめた1994年度に13.5%だったものが、2017年度には34.9%と増加しています。 

まだまだ少ない家庭での回収

紙パックの約9割は家庭で使われています。ですから家庭での回収がすすめば、紙パック全体の回収率が伸びるわけです。

最近ではほとんどの大手スーパーや生協の店頭には紙パックの回収ボックスが置いてあります。また市町村や市民団体、こども会などで回収しているところもあります。身近な回収場所を見つけ、紙パック回収を増やしましょう。

すすんでいる学校給食の回収

学校でのリサイクル活動は活発で、回収率は毎年大きく増加、2017年度には74%にも達しています。
給食で使われる紙パックの量は、全体から見ればそれほど多くはありませんが、こどもたちが環境問題にしっかりと取り組んでいる様子がうかがえます。 

リサイクル資源としての牛乳パック

牛乳パックは良質のパルプからできておりリサイクルに適しています。
1リットルパック6枚でトイレットペーパー1個ができます。

再生品として最も多く作られるのはトイレットペーパーで全体の48.7%、ティッシュペーパー28.9%、あとはキッチンペーパーや板紙などに再生されます。 
紙パックの中でも牛乳パックの占める割合は大きく、全体の約7割を占めています。

身近な牛乳パックを通して、地球の資源を有効に活用する循環型社会を考えていきましょう。
ほわいと(2006冬)より
※データ類を更新しています。