10/9(大阪会場)

  • グループにわかれて話し合うプロジェクト・メンバー(大阪会場)
  • 大阪会場ではワールドカフェスタイルでワークショップを実施
■ ファシリテーター:藤樫亮二
■ 参加者:約30人(酪農、乳業、団体、食品、機会メーカー、流通)

参加者を4名でグループ編成し、「プレゼンを聞いて気持ちが揺れ動いたこと、印象に残った内容」「酪農乳業の向かいたい未来」「ディスカッションしてみてこんなことを感じ、こんなことにチャレンジしたい、今できること、やりたいこと大きな一歩、小さな一歩」という3つのテーマでディスカッションした。
テーマごとにグループを変更し、より多くの参加者と話す機会を設けるワールドカフェ方式で行った。3回のディスカッションを通じて振り返り、直後の発表の場で参加者から出てきた思いを振り返りシートと合わせて紹介する。 
参加者から出てきた活動への思い

  • 「牛乳のおいしさを伝えたい」
  • 「プロジェクトを積極的に活用しながら、志が同じプロジェクトメンバーとつながる」
  • 「牧場に来る子どもたちに、酪農家の立場で牛乳や酪農の良さを伝える」
  • 「大学のサークルで酪農のムーブメントを起こす」
  • 「牛乳ができるまでを物語にして、一人でも多くの人に伝える、仲間を増やす、団体内の温度差を縮める」
  • 「個からチームに仲間を増やす。そのためには自分からも積極的に声をかけて、仲間を集っていくことを心がけたい」
  • 「今やっていることをやり続ける。酪農や乳業の価値を上げ、消費者に納得、安心してもらう。オンライン、オフラインを活用し、生産者と消費者をつなげていく。ご当地トレカはその一つとして、今すぐ目の前の人とやりたい」
  • 「酪農乳業が持続可能であるためには、大人の消費者が酪農を知ることがスタートになる」
  • 「生乳のふるさとを消費者に伝える、酪農乳業に関わることを楽しむ」

10/16(東京会場)

■ ファシリテーター:下宮 勇生(有限会社エスプロデュース)
■ 参加者:70名(酪農、乳業、団体、食品、流通、小売、報道、個人)

「私が考えるミルクの価値とこれからの展望を考える」をテーマに、「プレゼンテーションで共感した部分」「私が考えるミルクの価値、すでにやっていること」「わかったこと、これからやること」という3つの視点でディスカッションを行う。参加者は5名で一つのグループになり、3回メンバーチェンジすることで他業種、多方面の方々の意見や考えに触れ、繋がる機会を設ける。参加者がディスカッションを通じて感じた率直な思いを、3つの視点で紹介する。
  • 酪農家や乳業メーカーをはじめ業界内外で活動する多様なメンバーが参加(東京会場)
  • 自身で考えるミルクの価値や「できること」を書いてグループ内で共有(東京会場)
「共感した部分(わかったこと)」

  • 牛乳に対してこんなにも愛があるのかということ
  • パッション、情熱の大切さ
  • ストライクゾーンの広さ、牛乳の可能性は無限大
  • 知られていないことがたくさんある
  • 商品だけでなく、牛乳の魅力を伝えたい
  • 生産現場を知ることで消費拡大につながる、現場に行く、会いに行く
  • 原体験は一生のこる
  • 自分の活動が周りの人のエネルギーになる
  • 当たり前が当たり前でないこと


「私が考える『ミルクの価値』」

  • 多様性 用途が様々、捨てるところがない
  • 体と心を育てる食材
  • 命の大切さ、尊さ、命を教えてくれる
  • 地域性、地域の発展
  • 地域の食、農の中心になるもの
  • 酪農家と牛と私をつなぐ
  • 未来の職をつなぐもの

「これからやること」

  • たくさんの人を巻き込んで、コラボレーション、普及活動、協力者を募る
  • 現場を通してたくさんの人に伝える、現場に行く、連れていく
  • 農家さんの応援を広げる
  • ミルクの価値(新しい価値)を伝える
  • お客様(消費者)目線のベネフィットに変換
  • もっとおもしろく、価値創造
  • ひとつになって伝える(酪農-牛乳-販売)
  • エコフィードの意味を知らせる
  • 動物との関係性を問い直す
  • 酪農教育ファーム活動-子どもたちの受け入れ
  • 子どもたちにミルクの全体を知ってもらう体験
  • 情熱、思いの収集、発信、情緒 → 消費拡大
  • つづけていくこと