生乳の風味に関する研究事業報告オンライン説明会の開催について(ご案内)
牛乳の風味変化問題はかねてから断続的な発生に対応するため、酪農乳業が一体的な対応が求められております。特に学校給食用牛乳においては、子供の健康にかかわることから、社会問題化しやすく、衛生品質事故ではないケースで、原因を明確に示すことができませんでした。
これらの問題は、牛乳乳製品の評価並びに酪農乳業界への信頼などの低下につながる大きなリスク要因となることから、業界全体で対処すべきとし、2017年より様々な取り組みを開始しました。
その取り組みの一つとして、生乳の風味変化において、特に厄介な特徴を持つ自発性酸化臭について、いまだ発生のメカニズムが解明されていないことから、北海道大学並びに酪農学園大学にて、その発生メカニズムを科学的に解明し、異常風味発生の対策に関する研究に中央酪農会議・Jミルクも協力し取り組んでいただきました。
この度、JRA畜産振興事業を活用した3か年の研究事業が終了し、報告書が取りまとめられましたので、研究成果の説明会を共催で開催することといたしました。
つきましては、多くの酪農乳業関係者の皆様に、ご参加いただきますよう、お願い申し上げます。
尚、今回の説明会は、Zoomを使用して説明会を実施いたします。また、お申込みは、ウェブサイトに掲載のGoogleフォームからお願いいたします。
■ 題名 「より良い風味の牛乳の生産に向けて」
■ 開催日程
開催日 | 開催時間 | |
---|---|---|
第 1 回 | 6月 8日(火) | 9:30 ~ 12:00 |
第 2 回 | 6月 8日(火) | 14:00 ~ 16:30 |
第 3 回 | 6月 9日(水) | 9:30 ~ 12:00 |
■ 共催
■ 開催内容
(1)講演 「より良い風味の牛乳の生産に向けて」-酪農現場における自発性酸化臭発生メカニズムの解明-
【説明者】北海道大学 北方生物圏フィールド科学センター 准教授 三谷 朋弘 先生
① 研究事業の背景と異常風味について
② ローリー乳調査について
【説明者】酪農学園大学 食農環境学群 循環農学類 教授 森田 茂 先生
③ 酪農家バルク乳調査について
(2)「学校給食用牛乳における風味変化事案対応マニュアル」のご紹介 Jミルク
■ 参加申込方法と手順
① 参加される日程、② ご所属・部署役職・お名前 を明記 のうえ、
メール(a-nishizawa@j-milk.jp)にて申込担当者までお送りください。
(3)今回のオンライン説明会はZoomを使用して開催いたします。
これまでZoonを使用されたことがない方や事前に接続を確認されたい場合は、以下の日程で接続テストを行いますので、ご確認ください。
【日時】2021年6月1日(火) 14:00~15:00
【接続テストURL】https://zoom.us/j/94687971512?pwd=MkJSd0JQRk5qNEErblBqMXlJQk5hdz09
ミーティングID: 946 8797 1512
パスコード: 535721
■ 参加対象者
(2)会員・賛助会員に関連する酪農乳業関係者(酪農家・乳業者・牛乳販売店等)
(3)行政及び酪農・畜産関連団体
(4)報道関係
(5)乳業関連会社・飼料メーカー・酪農機器メーカー 等
説明会のお問合せ先 一般社団法人Jミルク生産流通G
TEL:03-5577-7493
【説明会全般】山崎 MAIL:m-yamazaki@j-milk.jp
【お申込み先】西沢 MAIL:a-nishizawa@j-milk.jp