国際連携による「酪農乳業ネットゼロへの道筋(Pathways to Dairy Net Zero)」への参加表明について
Jミルクは、日本の酪農乳業セクターにおける温室効果ガス削減の数値目標設定と推進に向けて、グローバル・デーリー・プラットフォーム(GDP)の会員組織として国際的な流れと一体となり、「酪農乳業ネットゼロへの道筋(Pathways to Dairy Net Zero)」の取り組み(イニシアチブ)について参加することを決定いたしました。
「酪農乳業ネットゼロへの道筋」の取り組みは、気候変動対策としての温室効果ガス削減における酪農乳業セクターの国際連携の一環として、GDPが国連食糧農業機関(FAO)や国際酪農連盟(IDF)、学術研究機関の「農業温室効果ガスに関するグローバル・リサーチ・アライアンス(GRA)」などのさまざまな国際組織と協力し、本年9月に開催された国連食料システムサミットの時期に合わせて立ち上げました。2021年7月30日付のJミルクニュースでも、この取り組みについて詳しく紹介されています(※1)。世界の売上高上位20社の乳業会社のうち11社をはじめ、18か国で40を超える主要な酪農乳業組織が、この取り組みへの支持を表明しています(※2)。
今後、この取り組みから得られる情報を積極的に活用することで、我が国独自の諸条件も踏まえた酪農乳業セクターの温室効果ガス削減に向けて、酪農家・乳業者・研究者・政府などとともに、技術開発および普及などの施策を具体化させていくことを推進してまいります。
また、酪農乳業界の共通行動として世界の人々に幅広く認知してもらうために、日本国内への「酪農乳業ネットゼロへの道筋」のコミュニケーション活動について、伝わりやすい手段の開発を含めて推進してまいります。
詳細については、以下をご覧ください。