コロナ禍による世界酪農危機、不安心理が先行、混乱本格化はこれから?
International Farm Comparison Network(IFCN)がプレスリリース
世界70カ国以上の酪農乳業の専門家が、 国際酪農比較ネットワーク IFCN International Farm Comparison Network の定例総会「IFCN Dairy Conference 2020」( 6月2、3日にウェブ会議で開催)で 、新型コロナウイルス禍による酪農危機について話し合った。 世界酪農の現状と、危機からの脱出への筋道に焦点が当てられた 。米国とインドが酪農危機の震源となっているとの認識は共有されたものの、「 現在の状態からさらに悪くなるのか、それとも底打ちといえるのか」については専門家の間で見方が分かれた。以下、IFCNが会議の内容をまとめたプレスリリースを紹介する。