新型コロナ受け、ネットスーパーも存在感(2)(2020/07/07)
米国、英国、ニュージーランドの主要サイト比較(ヨーグルト編)

新型コロナ受け、ネットスーパーも存在感(2)

米国、英国、ニュージーランドの主要サイト比較(ヨーグルト編)

 新型コロナウイルス感染拡大に伴う「巣ごもり需要」で、多くの国でオンラインショッピングの売り上げが増加した。ここに着目し、ネッ トスーパーで販売される牛乳のバリエーションについて J-MILK INTELLIGENCE(6 月 5 日付)で紹介したのに続き、今回は「発酵乳(ヨーグルト)」に焦点を当てて調査した。国ごとに商品コンセプトに多様性が見られ、フレーバーは多岐にわたっている。レシピ提案も多く、そのまま食べるだけでなく料理の素材としても多く使われているようだ。外出制限・自粛の解除・緩和から、消費者がスーパーなどの実店舗を訪れる機会は増えるとみられるが、感染拡大への懸念から商品を手に取って確認すること(品定め)は以前より手控えられていると予想される。その点、ネットスーパーでは消費者が製品情報を確認することが容易だ。今後の利用者増を見据え、製品情報を充実させることは、消費者の利便性向上に役立つのかもしれない。目新しさを求める消費者の心をつかむマーケティングのヒントになれば幸いである。

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