ベトナムの食品・飲料市場
米国農務省GAINが乳製品輸入量の増加などをレポート
ベトナム社会主義共和国は、菅首相が就任後初の外遊先として選び、10月18日から20日にかけて訪問しており、日本との関係は良好で、日本の外交にとって重要なポジションになりつつある。また、米国農務省(USDA)の発表によると、ベトナムは米国にとっても第12位の市場であり、農産物の重要な輸出先となっている。ベトナム統計総局(GSO)によると、2019年の食品・飲料の小売り売上高は前年比13%増の510億米ドルと推定されている。なお、USDAの海外農務局(FAS)では、グローバル農業情報ネットワーク(GAIN)データベースを通じて、毎年平均2000件の海外市場分析等のレポートを発表している。ここでは、今年7月に発表されたベトナムの食品・飲料の小売市場に関するGAINレポートの内容を紹介する。