「米国人のための食生活指針」最新版が公表される (2021/1/13)
栄養素密度の高い食品群から総摂取カロリーの 85%を推奨

「米国人のための食生活指針」最新版が公表される

栄養素密度の高い食品群から総摂取カロリーの 85%を推奨

米国農務省(USDA)と米国保健福祉省(HHS)は 2020年12月29日、「米国人のための食生活指針(Dietary Guidelines for Americans 2020‐2025)」を公表した。今回の食生活指針では、乳幼児の推奨摂取量が初めて設定された。成人には一日当たりの総摂取カロリーの85%を、いわゆる「栄養素密度の高い(nutrient-dense)」とされる食品群(野菜、果物、穀類、牛乳乳製品、タンパク質食品)から摂取することを推奨している。そして残り15%のカロリーは添加された糖類や飽和脂肪酸を含む食品から摂取できるとし、「85‐15 ガイド」として推奨している。なお、米国の食生活指針は、日本を始めとする世界各国の食生活指針や栄養指導に大きな影響を与えており、その動向は常に注目されている。ここでは、今回改正された新しい米国食生活指針の概要を紹介する。
 

こちらからダウンロードしてご覧ください

  • 全5ページ

海外調査・国際情報 一覧ページはこちら