2030年までのSDGs達成のために農業・食料システムの転換が必要(2021/7/21)
FAOとOECDが「農業アウトルック2021-2030」を7月5日にリリース

2030年までのSDGs達成のために農業・食料システムの転換が必要

FAOとOECDが「農業アウトルック2021-2030」を7月5日にリリース

経済協力開発機構(OECD)と国連食糧農業機関(FAO)は、7月5日に年次報告書「農業アウトルック(Agricultural Outlook)」を発表し、国連「持続可能な開発目標(SDGs)」の期限である 2030年までの 10年以内に、各国政府は世界の食料安全保障と環境目標を達成するためにその取り組みを強化する必要があると述べた。この報告書の第7章「酪農乳業および乳製品」は、最近の市場動向を解説し、2021~2030年の世界の乳製品市場の中期予測に焦点が当てられた。生乳、フレッシュ乳製品、バター、チーズ、脱脂粉乳、全粉乳について、価格、生産量、消費量、貿易の進展が考察されている。この第7章の第1節には、新型コロナ禍でも酪農乳業セクターが強靭性をみせたことや、生乳生産量の安定した増加、持続可能な生産方式などを含めて中期予測の最重要点が解説されている。今回、この第1節を仮訳として紹介する。なお、ここでは理解のために小見出しを付けたが、これらは原著にはない。

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