米国消費者の乳製品の好みと傾向
米国IFICレポートから
米国人のほとんどは、週に複数回、乳製品を飲食している。一方、約半数の人は週に1回以上、乳製品以外の植物由来代替品を摂取しており、乳代替品の市場は拡大する傾向にあるが、チーズ、バター、アイスクリーム、牛乳、ヨーグルトは、乳製品のものが植物由来代替品よりも好まれているようだ。また、たんぱく質とカルシウムといった栄養素は、ヨーグルトを選択する際の重要な理由となっている。本稿では、こうした、米国人の乳製品と植物由来代替品の摂取頻度とその理由について、米国の食に関する非営利団体である国際食品情報協議会(International Food Information Council、IFIC)が今年行った乳製品およびたんぱく質の摂取に関するいくつかの消費者調査結果から紹介する。