ウクライナ情勢が世界の酪農乳業に与える影響(2022/3/23)

ウクライナ情勢が世界の酪農乳業に与える影響

2月24日、ロシアによるウクライナ侵攻が始まり、欧州では第二次大戦以降で最も急速に拡大する難民危機となっている。ウクライナで酪農業を営むオランダ人が帰国を余儀なくされた状況を伝えるインタビューを、海外の酪農情報誌のウェブサイトをはじめテレビやラジオのニュース番組などのマスメディアが紹介している。この酪農家が3月1日に現地ウクライナから米国を拠点とする農業者団体である「グローバル・ファーマー・ネットワーク」のインタビューに応える様子が YouTubeで配信されている。ウクライナ情勢が小麦やトウモロコシなどの農産物の供給やエネルギー市場をはじめ、新型コロナ禍で混乱した世界に与える影響は計り知れない。英国の酪農経営コンサルタント事業組合が発表した「ウクライナ情勢が世界の乳製品市場に及ぼす影響」に関する報告書の概要や、英国の農業園芸開発委員会(AHDB)が解説した「ロシアとウクライナの乳製品輸入状況」などと合わせて取り上げる。

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