2018年11月12日開催
牛乳乳製品はカルシウムを多く含むことから、骨の健康に良い食品としてよく取り上げられています。カルシウム必要量は、成長期は骨量の獲得に重要な時期であるため体内のカルシウム量を増加させるように、また、成人期以降は体内のカルシウム量を維持するように推奨量が設定されています。しかしながら、これまでの国民健康・栄養調査の結果によれば、国民1人1日当たりの平均カルシウム摂取量が日本人の必要量を満たしたことは一度もない状況です。
今回のメディアミルクセミナーでは、各年代や性別におけるカルシウムの食事摂取基準について解説し、体内でカルシウムが果たしている役割およびカルシウム摂取の現状について述べます。また、牛乳乳製品摂取による骨の健康への意義について最新の研究結果を紹介するとともに、現代を生きる私たちにとって大切なさまざまな栄養学的価値を解説します。
今回のメディアミルクセミナーでは、各年代や性別におけるカルシウムの食事摂取基準について解説し、体内でカルシウムが果たしている役割およびカルシウム摂取の現状について述べます。また、牛乳乳製品摂取による骨の健康への意義について最新の研究結果を紹介するとともに、現代を生きる私たちにとって大切なさまざまな栄養学的価値を解説します。
(2018年11月12日開催)
講演者 プロフィール
上西 一弘 先生
上西 一弘 先生
女子栄養大学 栄養生理学研究室 教授、博士(栄養学)
徳島大学大学院栄養学研究科修士課程修了後、雪印乳業生物科学研究所を経て、1991年より女子栄養大学に勤務。専門は栄養生理学、特にヒトを対象としたカルシウムの吸収・利用に関する研究、成長期のライフスタイルと身体状況、スポーツ選手の栄養アセスメントなど。2015年版の「日本人の食事摂取基準」策定において、2005年版、2010年版に続きワーキンググループメンバー(ミネラル)を務める。骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン作成委員会委員。
徳島大学大学院栄養学研究科修士課程修了後、雪印乳業生物科学研究所を経て、1991年より女子栄養大学に勤務。専門は栄養生理学、特にヒトを対象としたカルシウムの吸収・利用に関する研究、成長期のライフスタイルと身体状況、スポーツ選手の栄養アセスメントなど。2015年版の「日本人の食事摂取基準」策定において、2005年版、2010年版に続きワーキンググループメンバー(ミネラル)を務める。骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン作成委員会委員。
メディアミルクセミナーとは
メディアミルクセミナーは、主に、医学・栄養学・食品科学の専門家による栄養と健康をテーマにしたメディア向け勉強会で、年に3回程度開催されています。
セミナーでは、毎回、牛乳乳製品の持つ栄養健康機能についての最新の研究成果や知見も報告されています。
毎回のセミナーの内容は、下記のニュースレターとして取りまとめられています。
牛乳乳製品の栄養健康に関する最新の情報がご覧いただけますので、どうぞご活用ください。
セミナーでは、毎回、牛乳乳製品の持つ栄養健康機能についての最新の研究成果や知見も報告されています。
毎回のセミナーの内容は、下記のニュースレターとして取りまとめられています。
牛乳乳製品の栄養健康に関する最新の情報がご覧いただけますので、どうぞご活用ください。
第48回 牛乳乳製品と骨の健康 - 今日の栄養学的価値 -
このセミナーの内容をまとめたニュースレターです。
■骨粗鬆症予防のカルシウム まだまだ足りない日本人の摂取量
■吸収率が低いカルシウム 成人女性は650mgを目標に
■生きるために欠かせない栄養素 足りているかどうかの確認を
■最新の研究結果に見る 注目すべき牛乳・乳製品の底力
■高齢者の健康づくりにも 牛乳・乳製品がプラスに
■カルシウムだけにとどまらない 牛乳に含まれるさまざまな栄養素
■コスパもダントツの牛乳 骨と健康づくりにあと1本
■骨粗鬆症予防のカルシウム まだまだ足りない日本人の摂取量
■吸収率が低いカルシウム 成人女性は650mgを目標に
■生きるために欠かせない栄養素 足りているかどうかの確認を
■最新の研究結果に見る 注目すべき牛乳・乳製品の底力
■高齢者の健康づくりにも 牛乳・乳製品がプラスに
■カルシウムだけにとどまらない 牛乳に含まれるさまざまな栄養素
■コスパもダントツの牛乳 骨と健康づくりにあと1本