2019年3月18日開催
日本では、欧米に比べて依然として脳卒中の発症頻度が高く、高血圧は脳卒中などの循環器疾患に大きく影響しています。高血圧の要因である食塩(塩化ナトリウム)の摂取過多は、全ての国民にあてはまります。
今回のメディアミルクセミナーでは、循環器疾患における栄養疫学研究の成果から、血圧調節において上昇因子のナトリウムや低下因子であるカリウムの摂取について、最新エビデンスとともに紹介します。1980年代の国際共同疫学研究「INTERSALT」、栄養と血圧に関する国際共同疫学研究「INTERMAP」、国民健康栄養調査のコホート研究「NIPPONDATA」の結果を交えながら、高血圧予防における牛乳の活用について考察します。
(2019年3月18日開催)
講演者 プロフィール
奥田 奈賀子 先生
人間総合科学大学 人間科学部健康栄養学科 教授、医師(医学博士)
京都大学農学部畜産学科卒業、滋賀医科大学医学部医学科卒業後、滋賀医科大学社会医学講座公衆衛生学部門 特任助教、公益財団法人結核予防会第一健康相談所生活習慣病予防研究センター 副センター長、国立健康・栄養研究所栄養疫学研究部国民健康・栄養調査研究室 室長、滋賀医科大学社会医学講座公衆衛生学部門 客員教授を歴任。専門分野は、循環器疾患の栄養疫学研究ならびに保健指導技法。日本循環器病予防学会(評議員)、日本公衆衛生学会、日本疫学会、日本高血圧学会、日本循環器学会、日本動脈硬化学会(評議員)、日本栄養改善学会、日本臨床栄養協会に所属する。
人間総合科学大学 人間科学部健康栄養学科 教授、医師(医学博士)
京都大学農学部畜産学科卒業、滋賀医科大学医学部医学科卒業後、滋賀医科大学社会医学講座公衆衛生学部門 特任助教、公益財団法人結核予防会第一健康相談所生活習慣病予防研究センター 副センター長、国立健康・栄養研究所栄養疫学研究部国民健康・栄養調査研究室 室長、滋賀医科大学社会医学講座公衆衛生学部門 客員教授を歴任。専門分野は、循環器疾患の栄養疫学研究ならびに保健指導技法。日本循環器病予防学会(評議員)、日本公衆衛生学会、日本疫学会、日本高血圧学会、日本循環器学会、日本動脈硬化学会(評議員)、日本栄養改善学会、日本臨床栄養協会に所属する。
メディアミルクセミナーとは
メディアミルクセミナーは、主に、医学・栄養学・食品科学の専門家による栄養と健康をテーマにしたメディア向け勉強会で、年に3回程度開催されています。
セミナーでは、毎回、牛乳乳製品の持つ栄養健康機能についての最新の研究成果や知見も報告されています。
毎回のセミナーの内容は、下記のニュースレターとして取りまとめられています。
牛乳乳製品の栄養健康に関する最新の情報がご覧いただけますので、どうぞご活用ください。
セミナーでは、毎回、牛乳乳製品の持つ栄養健康機能についての最新の研究成果や知見も報告されています。
毎回のセミナーの内容は、下記のニュースレターとして取りまとめられています。
牛乳乳製品の栄養健康に関する最新の情報がご覧いただけますので、どうぞご活用ください。
第49回 毎日の牛乳で、不足しているカリウムの補給を!
このセミナーの内容をまとめたニュースレターです。
- 牛乳に含まれるカリウム 人生100年時代の救世主
- 依然多い日本人の高血圧 予防の生活習慣が健康づくりの鍵に
- 東アジア地域は食塩摂取過多 カリウム不足も深刻さ増す
- 必須ミネラルのカリウム 牛乳を飲む人で摂取量が増加傾向
- まだまだ足りないカリウム摂取量 優れた補給源はコップ1杯の牛乳から
- 牛乳摂取とコレステロール値 健康を左右する注目すべき研究結果
- 若いうちからの牛乳・乳製品の摂取が 高血圧・循環器病予防の近道に