平成10年度 牛乳栄養学術研究会委託研究報告書

Annual Study Reports on Milk Nutrition sponsored by The National Dairy Promotion and Research Association of Japan, 1998

目次

1.細胞内カルシウムイオン作用機構に関する細胞生物学的研究ー遺伝子発現調節作用とインスリン分泌における役割ー
熊本大学医学部薬理学第一講座  教授    宮本英七・・・・・1
助教授   福永浩司
講師    山本秀幸
笠原二郎

2.乳脂肪を用いた脂肪負荷試験確立のための基礎研究(中間報告)
東京医科歯科大学第三内科 講師   田中明・・・・・30 

3.牛乳脂肪に特徴的な共役型リノール酸の生理機能解析に関する基礎的研究ーとくに免疫制御機能発現の増強化
熊本県立大学生活科学部 教授   菅野道廣・・・・・40 
九州大学農学部     教授   山田耕路

4.カルシウム摂取量と動脈硬化ーカルシウム摂取量と酸化低比重リポ蛋白(LDL)との関連についてー
大阪市立大学医学部第二内科 助教授   西沢良記・・・・・59
庄司哲雄
絵本正憲
川岸隆彦
教授   森井浩世

5.牛乳・乳製品摂取に対する生体反応に関する研究
国立健康・栄養研究所 特別客員研究員   板倉弘重・・・・・70

6.血圧のスペクトラム解析による交感神経活動の評価ー自然発症高血圧ラットにおける食塩負荷高血圧と経口カルシウム補充による降圧作用
東京大学医学部内科 教授   藤田敏郎・・・・・75

7.進学塾生徒、中高生、服飾・栄養専門学校生におけるポケットカメラによる食生活の実態調査と骨量測定
辻学園栄養専門学校中央研究室 教授    広田孝子・・・・・85
松田みどり
山西佐智美
原みずほ
初芝富田林中学高等学校          室谷好一
小田切岩男
メディアツェンティーワン         茂田文彦
阿部香織
今井良子
マロニエファッションデザイン専門学校   粟津麻理子
増谷千秋
野中翠

8.高齢者の栄養管理における効果的な牛乳・乳製品の利用に関する研究ー有効利用法とその教育法に関する評価・研究ー
国立健康・栄養研究所 室長   杉山みち子・・・・・98
青葉学園短期大学        堤ちはる
日本歯科大学          三橋扶佐子
聖カタリナ女子大学       金順姫

9.骨粗鬆症発症要因に関する疫学的研究ーコホート研究による栄養摂取と骨密度変化との関連ー
和歌山県立医科大学公衆衛生学 教授   橋本勉・・・・・111
助教授  坂田清美
助手   吉村典子
助手   森岡聖次
自治医科大学公衆衛生学    教授   柳川 洋
神戸市看護大学看護学部    教授   笠松隆洋

10.更年期高血圧の成因におけるエストロゲンおよびCa代謝の役割
慶應義塾大学医学部内科 教授   猿田享男・・・・・125

11.小児期における生活習慣病の予防に関する研究ー適正牛乳摂取量の設定の試みー
兵庫県立成人病臨床研究所 副所長   南部征喜・・・・・145
松井育子

12.胎児の成長・発達に及ぼすコレステロールと多価不飽和脂肪酸(PUFA)の影響に関する研究
帝京大学医学部 小児科学教室   教授   阿部敏明・・・・・159
助手   花香里子
国立健康・栄養研究所 臨床栄養部 室長   松本明世
国立健康・栄養研究所  特別客員研究員   板倉弘重                

13.PAS-4糖蛋白質のcDNAクローニング(中間報告)
宇都宮大学農学部 教授   菅野長右エ門・・・・・168

14.牛乳ムチンの生理機能評価
岐阜大学農学部生物資源利用学科 教授   金丸義敬・・・・・177

15.骨粗鬆症の発症に対するカルシウム摂取量と遺伝体質に関する疫学的研究
成人病診療研究所 所長   白木正孝・・・・・195
白木由美子
青木長寿
佐々木紀代子
長野県栄養士会       横田陽子
宮沢佳代
金木歌子
神津博子

16.PTHrP産生腫瘍による高カルシウム血症に対する破骨細胞形成抑制因子(OCIF)の作用とその作用機序に関する検討
防衛医科大学校病院 院長   永田直一・・・・・224

17.乳製品によるカルシウム摂取と骨代謝反応における骨密度関連遺伝子の関与に関する研究
山梨医科大学保健学 助教授     山縣然太郎・・・・・237

18.最大骨密度を規定する因子に関する研究
順天堂大学医学部小児科 講師     時田章史・・・・・257
教授     山城雄一郎
名誉教授   薮田敬二郎

19.骨の発生および加齢に及ぼすカルシウム調節因子に関する形態学的、分子細胞生物学的研究
新潟大学歯学部口腔解剖学 教授   小澤英浩・・・・・265

20.25-ヒドロキシビタミンD-1α-水酸化酵素のクローニングと発現調節
昭和大学歯学部生化学 教授   須田立雄・・・・・283

21.閉経後女性糖尿病患者の骨密度および骨代謝に長期間牛乳摂取および身体トレーニングが及ぼす影響
名古屋大学総合保健体育科学センター 教授 佐藤祐造・・・・・291
名古屋市立大学医学部公衆衛生学      佐藤寿一
名古屋大学総合保健体育科学センター    押田芳治
愛知医科大学第一内科           山之内国男

22.ミネラル供給源としての牛乳ー運動・ストレス・加齢とミネラルバランスー(中間発表)
順天堂大学医学部衛生学 助教授   千葉百子・・・・・310
講師   篠原厚子
渡辺弘美
関根美和

23.ストレス性低カルシウム血症に対するカルシウム摂取や運動トレーニングの有用性に関する基礎的研究ー血中の遊離カルシウム代謝を中心としてー牛乳や運動の血中カルシウムイオン濃度への影響
筑波大学体育科学系運動生化学 助教授   征矢英昭・・・・・320
三重大学教育学部保健体育   助教授   富樫健二
三重大学医学部生化学     助手    吉里秀雄
名古屋大学大学院医学研究科        川島均
加藤守匡

表紙・目次

1.細胞内カルシウムイオン作用機構に関する細胞生物学的研究ー遺伝子発現調節作用とインスリン分泌における役割ー

2.乳脂肪を用いた脂肪負荷試験確立のための基礎研究(中間報告)

3.牛乳脂肪に特徴的な共役型リノール酸の生理機能解析に関する基礎的研究ーとくに免疫制御機能発現の増強化

4.カルシウム摂取量と動脈硬化ーカルシウム摂取量と酸化低比重リポ蛋白(LDL)との関連についてー

5.牛乳・乳製品摂取に対する生体反応に関する研究

6.血圧のスペクトラム解析による交感神経活動の評価ー自然発症高血圧ラットにおける食塩負荷高血圧と経口カルシウム補充による降圧作用

7.進学塾生徒、中高生、服飾・栄養専門学校生におけるポケットカメラによる食生活の実態調査と骨量測定

8.高齢者の栄養管理における効果的な牛乳・乳製品の利用に関する研究ー有効利用法とその教育法に関する評価・研究ー

9.骨粗鬆症発症要因に関する疫学的研究ーコホート研究による栄養摂取と骨密度変化との関連ー

10.更年期高血圧の成因におけるエストロゲンおよびCa代謝の役割

11.小児期における生活習慣病の予防に関する研究ー適正牛乳摂取量の設定の試みー

12.胎児の成長・発達に及ぼすコレステロールと多価不飽和脂肪酸(PUFA)の影響に関する研究

13.PAS-4糖蛋白質のcDNAクローニング(中間報告)

14.牛乳ムチンの生理機能評価

15.骨粗鬆症の発症に対するカルシウム摂取量と遺伝体質に関する疫学的研究

16.PTHrP産生腫瘍による高カルシウム血症に対する破骨細胞形成抑制因子(OCIF)の作用とその作用機序に関する検討

17.乳製品によるカルシウム摂取と骨代謝反応における骨密度関連遺伝子の関与に関する研究

18.最大骨密度を規定する因子に関する研究

19.骨の発生および加齢に及ぼすカルシウム調節因子に関する形態学的、分子細胞生物学的研究

20.25-ヒドロキシビタミンD-1α-水酸化酵素のクローニングと発現調節

21.閉経後女性糖尿病患者の骨密度および骨代謝に長期間牛乳摂取および身体トレーニングが及ぼす影響

22.ミネラル供給源としての牛乳ー運動・ストレス・加齢とミネラルバランスー(中間発表)

23.ストレス性低カルシウム血症に対するカルシウム摂取や運動トレーニングの有用性に関する基礎的研究ー血中の遊離カルシウム代謝を中心としてー牛乳や運動の血中カルシウムイオン濃度への影響