Jミルクにおいて2022年1月に実施した調査結果です。
Jミルクでは、
①わが国における牛乳乳製品の価値向上を推進し、戦略の構築と改善を行うための基本情報を得ること
②Jミルクのマーケティング関連事業の効果検証の基礎とすること
を目的に、2012年度から「牛乳乳製品に関する食生活動向調査」を継続して実施しています。
新型コロナウイルスの影響により、業務用需要を中心とした牛乳消費の低迷が続いているなか、飲用需要が減り、学校が冬休みに入る年末年始に、乳製品などに加工しきれない生乳が発生する可能性があるといった生乳廃棄問題が、2021年の師走から世間を騒がせました。また、これから春休みの学乳休止期にかけて、全国の乳製品工場の処理能力を超える加工処理生乳の発生が危惧されます。そこで、これらに対する生活者の認識や牛乳乳製品の消費行動を分析するととともに、さらなる牛乳消費拡大に向けての基礎データを取得することを目的として、生活者に対して生乳廃棄問題に対する意識調査を実施しましたので、本調査結果を報告します(一部抜粋)。
本報告では、Jミルクにおいて毎年実施している牛乳乳製品に関する食生活動向調査の結果を深掘りして、次年度以降の牛乳乳製品の価値向上への取り組みや、マーケティング戦略の構築と改善を図るための二次調査を実施しましたので、併せて報告します(一部抜粋)。
調査手法
インターネットを活用した、消費者パネルに対するアンケート調査
・年末年始の生乳廃棄問題に関する意識調査 : 2022年1月26日(水)~1月30日(日)
・牛乳乳製品に関する食生活動向調査(二次調査): 2022年1月27日(木)~1月30日(日)
全国の15~70歳代の男性・女性
・年末年始の生乳廃棄問題に関する意識調査 : 5,000ss
・牛乳乳製品に関する食生活動向調査(二次調査): 600ss
・年末年始の生乳廃棄問題に関する意識調査 : 2020年国勢調査の人口構成データなどを参考に性別、年代別、地域別で割付
・牛乳乳製品に関する食生活動向調査(二次調査): 牛乳利用の増減×植物性食品利用の増減の各分類 (一次調査結果に基づく)から、性別、年代別で割付
報告内容
1.年末年始の生乳廃棄問題に関する意識調査結果から
2.二次調査結果から(一次調査からの深掘り)
2.二次調査結果から(一次調査からの深掘り)
① 動物性食品・植物性食品/今後の購入・利用への影響分析
② 酪農乳業が目指すSDGs、エシカル消費 への取り組み
② 酪農乳業が目指すSDGs、エシカル消費 への取り組み