テーマ:電気がない!
短時間学習指導案について
- 4年生社会科では、飲料水、電気、ガスを供給する事業は、安全で安定的に供給できるように進められていることや、地域の人々の健康な生活の維持と向上に役立っていることを理解し、さらにそれらの事業が果たす役割を考え、表現することが内容となっています。本指導では、子どもたちにとって身近で具体的な牛乳や農産物を通して社会科の内容をさらにつかめるような指導となっています。指導にあたっては、社会科の「くらしを支える電気」の学習後に取り上げると学びが深まります。
- 子どもたちは、北海道が農産物の一大産地であることは知っていますが、電気が止まってしまうと生乳をしぼることができなくなることは知りません。しかも、北海道の乳牛の多さを考えると電気が止まることは決定的なダメージとなるのです。さく乳機から牛乳、北海道からのたくさんの農産物と上手に構成されている指導案です。
- 子どもたちが気付くために、ここでは「数字」がポイントとなっています。授業が45分であるならば、「北海道だけで83万頭の牛がいます、人がしぼったらどれくらいの時間がかかるかな? 計算してみよう」など膨らませてみるのもよいでしょう。
- 本指導では、私たちの暮らしが北海道とつながっていることを中心に展開していますが、牛乳や農産物を通してつながる他の地域を取り上げることも可能です。
- 本指導をきっかけに、電気だけでなく飲料水の大切さについても考えることができます。
北海道からのおくりもの - 短時間学習指導案 -
- 指導案 北海道からのおくりもの(PDF:0.9MB)
補助教材 北海道からのおくりもの
- 補助教材 北海道からのおくりもの(PDF:1.2MB)
- 補助教材(汎用様式)(PDF:0.2MB)
*この指導案は平成30年度開催牛乳食育研修会にて参加者が作成した指導案を基に作成しております。