「2024年度日本の持続可能な酪農研究会」開催のご案内

2024年度 日本の持続可能な酪農研究会
〜海外の事例に学び今後の取り組みを探る〜

Jミルクでは、2024年3月に開催した「2023年度日本の持続可能な酪農研究会」に引き続き、酪農生産者、酪農関連組織・企業の酪農担当部門の方々を対象として、日本の酪農生産現場の持続可能性について関係者が共に考える場として「2024年度日本の持続可能な酪農研究会」を下記の通り開催することと致しました。
本研究会では、日本の酪農の持続可能性に関する5名の専門家に、本年10月にフランス・パリにて開催された国際酪農連盟(IDF)ワールドデーリーサミット(WDS)、及び、6月(帯広[日本])と9月(セロツク[ポーランド])に開催された国際酪農比較ネットワーク(IFCN)カンファレンスにおける酪農の持続可能性に関する情報や事例のご紹介を交えてご講演いただきます。
また、パリサミットにご参加いただいた酪農家様から、IDF酪農家円卓会議における酪農場訪問と酪農家の討論についてご紹介もいただきます。その後、これら登壇者と参加者の皆様(会場、Web)での討論会を通じて、日本の持続可能な酪農について共に考え理解を深めていただくことで、その推進の一助とすることを目的としています。
講演会及び討論会の内容については、Zoomによるウェビナー配信のほか、後日の録画オンデマンド配信も実施致します。
大変お忙しい時期とは存じますが、酪農生産者の皆様をはじめ、日本の酪農に従事される皆様に多くのご参加をいただけますよう、お願い申し上げます。

◇ 開催概要

日時:2025年2月27日(木)  10:30 〜 19:00(受付開始:10:10予定)
【講演会】10:40 〜 14:20(昼食:12:30~13:20)
【討論会】14:40 〜 16:40
【交流会】17:30 〜 19:00
zoomウェビナーによるオンライン参加可能
後日オンデマンド配信実施

場所
会場:アルカディア市ヶ谷(私学会館)
東京都千代田区九段北4-2-25(JR/地下鉄 市ヶ谷駅より徒歩2分)
【講演会・討論会】 3階 富士(西)
【交流会 (懇親会)】 3階 富士(東)
会場はこちら
Web:zoomウェビナーURLを通知します

 参加対象者 
(1)酪農生産者
(2)酪農関連組織・企業の酪農担当者
(3)行政関係者
(4)メディア 等 

◇ プログラム

開会挨拶
講演会 第1部▷10:40~12:30 第2部▷13:20~14:20
<第1部> IDFサミットから持続可能な酪農家、及び乳牛を育てる取り組みを探る
講演①「海外における酪農家の後継者・新規就農者(仮)」
    近藤 誠司氏(北海道大学 名誉教授)
講演②「日本における酪農家の高齢化と新規就農者の育成」
    小林 信一氏(静岡県立農林環境専門職大学 名誉教授)
講演③「持続可能な酪農の実現における酪農教育ファームの価値」
    藤本 勇二氏(武庫川女子大学 教授)
講演④「諸外国における乳牛の健康管理と薬剤耐性問題への取り組み(仮)」
    菊 佳男氏(酪農学園大学 教授)
<第2部> 世界の酪農家及び酪農組織から持続可能な酪農経営を探る
概要説明「IDF酪農家円卓会議(DFRT)」
    Jミルク事務局
報告❶「DFRT/酪農場訪問」
    中村 俊介氏(酪農家・高塚牧場)
報告❷「DFRT/酪農家討論」
    半田 佑介氏(酪農家・半田ファーム)
講演⑤「IFCNに見る"Sustainability"と"持続可能性"」
    日向 貴久氏(酪農学園大学 教授)
 
討論会(14:40 ~ 16:40)
テーマ:「日本の持続可能な酪農をどう進めるか(仮)」

【モデレーター】生源寺 眞一氏(東京大学・福島大学 名誉教授)
【パネリスト】上記の講演者②~④、報告者❶❷、清水 ほづみ氏(酪農家・清水牧場)6名
- テーマ1|酪農家を育てる観点から、後継者及び新規就農者をどのように持続させるか、そのための酪農教育ファームの役割は?
テーマ2|乳牛を育てる観点から、持続可能なアニマルウェルフェア及び衛生対策(AMR、乳房炎等)の取り組みを考える
閉会挨拶
 
交流会(17:30 ~ 19:00)

◇ 申込方法

会場参加、オンライン参加、後日公開オンデマンド配信のみ視聴の方はGoogleフォームもしくはQRコードからお申込みください。
後日事務局よりご連絡いたします。
※ 会場の座席数には限りがあるため、申込みが座席数を超えた場合、オンラインでのご参加を案内させていただきます。

申込期日2025年2月10日(月)
 参 加 費 :無料(会場までの交通費は自己負担)
 オンデマンド配信の視聴:会場参加、オンライン参加、後日公開オンデマンド配信のみ、全てのご参加方法の方に、後日メールにて視聴のためのURLをお知らせします。
  • QRコード
※ Googleフォームをご利用できない場合は、参加申込書(word)に必要事項を記載の上、メール添付の上、お申込みをお願いします。
 宛先:e-okajima★j-milk.jp(★を@に変更して送信してください)
お問合せ先
国際グループ TEL:03-5577-7495
【研究会全体】菅沼 修  MAIL:idfjapan★j-milk.jp
【申込み担当】岡島 江里 MAIL:e-okajima★j-milk.jp(★を@に変更して送信してください)