がん死亡のリスク因子1位は「喫煙」で10年間変わらず(Vol.29 2023.1)
~「牛乳の少ない食事」だと「がん」リスク因子になる可能性も~

ACADEMIC RESEARCH Up date -ミルクに関する国内外の最新研究-

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がん死亡のリスク因子1位は「喫煙」で10年間変わらず
~「牛乳の少ない食事」だと「がん」リスク因子になる可能性も~

これまで、世界中の研究者の間では、「がん」のリスク因子と食品との関係性が議論になってきました。米国ワシントン大学保健指標・保健評価研究所(IHME)を中心に、152 の国や地域の大学、研究所、政府機関が参加する共同研究「世界の疾病負荷研究(Global Burden of Disease Study: GBD)」では、2019 年に実施した調査結果を分析し、がん死亡の最大のリスク因子が「喫煙」で、10 年間変わらないことを2022 年 8 月の Lancet に掲載された論文で明らかにしました(Lancet 2022; 400: 563-91)。この中で注目すべきは、がんリスク因子の第 9 位に「牛乳の少ない食事」がランクされていることです。

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