日本の地域在住高齢者においてチーズ摂取が認知機能低下リスクと逆相関(Vol.41 2024.1)

ACADEMIC RESEARCH Up date -ミルクに関する国内外の最新研究-

ミルクに関する国内外の最新研究をリポートします

日本の地域在住高齢者において
チーズ摂取が認知機能低下リスクと逆相関

我が国の人口に占める高齢者の割合が増え、認知症患者についても増加傾向にあり、認知症予防策の一つとして食事と認知機能との関係に関心が高まっている中で、「牛乳・乳製品の摂取が認知機能の低下や認知症の発症リスクを低減する」という研究が数多く報告されています。しかし、牛乳や乳製品の摂取が認知機能低下のリスク低減に寄与すると結論づけるにはさらなる研究が必要とされています。こうした中、2023年7月、チーズの摂取が認知機能低下と関連するかどうかについて、日本の地域在住高齢者を対象とした横断的研究の論文が Nutrients誌に掲載されました。本研究によると、「日本の地域在住高齢者において、チーズ摂取が認知機能低下リスクと逆相関する」ことが明らかになりました。

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