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乳牛の平均的な体形

日本の乳牛の約99%を占めるホルスタイン種(雌)の平均的な体形は、体長約170cm、体高約150cm、体重600~700kgほどです[図1-4]。
図1-4 | 乳牛の平均的な体形
乳牛の平均的な体形

注 体長は肩から尾のつけ根までを斜めに測る方法もあり、その場合の体長は約170cm(点線部分)

1日の食事量

牛は草食動物で、青草の場合は1日に50~60kg、乾燥した草の場合は約15kgを食べ、60~80Lの水を飲みます。

1日に出る乳(生乳)の量

牛の大きな乳房は4つの分房に分かれ、乳頭が4つあります。搾乳量は、1日に20~30L(200mLの牛乳容器で100~150本)になります。

1日の糞と尿の量

牛は、1日に20~40kgの糞をし、6~12Lの尿をします。それらの糞や尿は、通常、飼料や、食用の米や野菜などの堆肥として利用されています。また、ホームセンターなどでは「牛糞たい肥」として家庭菜園用の肥料としても販売され活用されています。