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生まれ変わる細胞

体内の細胞は、日々少しずつ生まれ変わっており、速いものでは数時間、遅いものでも数年で古くなった細胞が壊され、新しい細胞に生まれ変わります。特に免疫に関連するリンパ球は細胞の代謝の速いことが知られています。
骨が折れても、治療すればもとの状態に治ります。皮膚が損傷しても同じように回復できます。体内の目に見えない臓器や器官・血液の赤血球や白血球なども、毎日少しずつ古くなった細胞が壊され、新しい細胞に生まれ変わるので、私たちの体は休みなく元気に活動できるのです。
大人になり、骨や体ができてしまったので、食事は活動するためのエネルギー源としての分だけ摂れば良いと思っている人も多いのではないでしょうか。

体に必要な分を摂るために

成人でも、体は少しずつ生まれ変わっています。新しい細胞になるためにはいろいろな栄養素がバランス良く必要になります。毎日、必要な分を食事から摂取しなければなりません。また、二酸化炭素や壊された細胞、栄養にならなかった食べ物は体外に排泄しなければ生きていけません。
成長期の場合は、細胞の生まれ変わるスピードが大人より速く、また体が成長するための栄養素もより多く必要になります。家庭では朝・昼・夕の3食をしっかり摂ることを幼少期から習慣化することが大切です。食事からバランス良く栄養素を摂ることが、より元気に、適正に成長する源になります。